Ride5 で書いたけど、リアホイールのスポークが一本破断した。
僕のグラベルバイクは、イギリスのブランドで、イギリスの海外通販サイトの Wiggle から購入した。予算が限られているので、2年型落ちのエントリーレベル。だから最初についてくるホイールは頑丈だけど激重。ヒルクライムが辛いので、軽量なロードホイールを購入した。
ピンク矢印先が破断したスポーク |
ブランドは Prime 、Wiggleと姉妹サイトのCRCが企画しているプライベートブランドだ。諸々の仕様で比較検討すると、ここのホイールが最もコストパフォーマンスが良かったから。というよりも、カーボンリムのチューブレス対応。ほんで、ディスクブレーキ用ホイールセット。それを限られた予算で買おうとしたら、現実問題としてこれしかなかった。
中国製のあやしいブランドの直販なら…もっと安く買えるのだけれども…命かかってる自転車のパーツには、やっぱり安全面で譲れない一線ってあると思っている。
届いたホイールセットはびっくりするぐらい軽量で、それまでのホイールは室内ローラー台専用になり、「いざという時に買った筈の軽量ホイールを常用」して 4,800km走行したところでスポークが破断した。
ニップルはリムの内側に落ち込んで、コロコロと音がする |
破断した瞬間はよくわからない。自宅に帰って、メンテナンススタンドにバイクを乗せて軽く洗車を始めた。リアのホイールを回したところ、「チッ、チッ」て定期的に何かがあたる音と、「コロン、コロン」と、何かがリムの中で転がっている。
で、良くみてみたら、ノン・ドライブサイドのスポークが一本破断していた。
こんな時、最寄りのプロショップで、一流ブランドの正規品を買っていれば、サポートを受けられる。だがしかし、海外通販で買った物に関しては、基本的には自分でなんとかする必要がある。
海外通販は値段が安いけど、それにはちゃんと理由がある。ぶっちゃけ、通常なら間に入る輸入代理店やプロショップの利益を、中抜きによってカットしているということだ。
万が一の故障や不良、トラブルが起こった時に、中抜きしたプロショップに駆け込むということは、あまり美しくないような気がする(注1)。
で、まぁ、とりあえず状況を把握しなければならないので、バラす。スプロケットとブレーキディスクを外し、チューブレスタイヤを外してシーラントを捨て、シーズン前に張り替えたリムテープを剥がす。
みたところリムのダメージはない |
回収したニップルとスポークを合わせると、ニップル内に6.9mm入り込んだところで破断している。ここは、スポークのネジ切りがスタートしているポイント。
ノギスの口の長さぶん、ニップルに入り込んだとこどで破断 |
ねーねー、これって、何らかの保証対象になるの?
とりあえず、状態がわかる写真をいろんな角度から撮って送ってくれる?
それと、どんな風に使ってたか教えてね?
こんな感じで、僕の体重は 〇〇kg で、チェーン落ちもないし、破断したのはココ。OK、確認して返事するね〜
ネットで全部揃うのが、本当にありがたい |
プロのレベルまでは治らないけど… |
自分で解決できたよ。
提案していただいた通りにすると、結構なコストがかかってしまいます。だから僕は自分で解決することにしました。そもそも、僕には夢があって、その一つは、自立したサイクリストになることなんです。今回、僕が本当に自立しているのか、自分を振り返る機会になった気がする。
皆さんが親身に考えてくれたことに、本当に感謝しています。とっても守られている感じがしました。通販は不安だって人も多いけど、僕はこれからも皆さんのところを利用するでしょう。本当にありがとう。