僕のグラベルロードバイクは、Ridgeback というイギリスのブランドだ。モデル名は Ramble 、「(あてもなく)ブラブラ歩く」という意味が、僕がやりたいバイクライフにぴったりだと思って買うことにした。
で、今日もブラブラと走り出して、草木ダムまでヒルクライムして、ダム湖を反時計回りで周回してきた。
草木ダムの左岸には、こんな奴らがいる。
君ら、くつろぎ過ぎ… |
今日はなんだか変な日だった。ダムまで上がる道の途中で、「典型的なオタクファッション」の方が、左手でぬいぐるみを持ち、右手のスマホでぬいぐるみのいる風景を撮っていらした。一瞬振り向いて、坂を登る僕と目があったのだけれど、そのまま撮影に戻られた。
で、この犬と熊のいるところの駐車スペースには、ホンダの赤バッジが停まっていた。ふと見ると、白黒の犬の、顎の下に顔を埋めながら抱きついている、「典型的なオタクファッション」の方がいらっした。
僕は大人なので、それ以上そちらに目線をやらず、バイクを柵に寄せ掛けて写真だけ撮っていた。そのオタクさん#2は、そっとホンダの赤バッジに乗り込んで去って行った(注1)。
左岸展望台から望む満水の草木湖 |
草木ダムの左岸は地形が複雑で、地味にアップダウンが激しい。右岸に渡る橋が何本かあるので、そちらに逃げたくなる。でも、まぁ、今日は周回して帰るだけだし、と自分に言い聞かせてペダルを踏む。
橋のたもとには、「早まるな」的な看板… |
そのまま左岸道通しに進んで、わたらせ渓谷鐵道の沢入駅(そうりえき)に着く。
沢入駅の駅前商店街をご覧ください |
わたらせ渓谷鐵道の沿線は、過疎化を感じるし、地味で、パッと見は活気の無い山村風景が続く。でも、道路や公共施設(駅、公衆トイレ、道路)の清掃状況がすごく行き届いている。地域の皆さんが、自分たちの住まう場所を愛していることが伺えて、僕は好き。
沢入駅と駅前ロータリー |
今は端境期なのだけれど、花の季節になると、駅前は色とりどりの花を植えたプランターが並ぶ。わたらせ渓谷鐵道は、。歴史のある桐生と、足尾を結ぶ単線鉄道で、「わ鉄」と略される。わ鉄の沿線、Ramble したことなければ、ぜひ行ってみてください。
単線の 「わ鉄」沢入駅のホーム待合室 |
足尾まで行こうかと思っていたんだけど、変な雲が湧いてきていて、嫌な風が吹き始めたので帰る。今にも雨になりそうだったけど、なんとか無事に大間々まで降りてきて、ずっと気になっていたここにチェックイン(注2)。
双葉食堂の貫禄 |
あービール飲みたい!ノンアル飲みながら鉄板が温まるのを待つ。
年季の入った厚手の鉄板 |
カシラと、ロースと、ハツをそれぞれ1人前。ピカピカ光ったイキのいいお肉が到着。
鮮度いいよね |
んで、鉄板でジューって
煙も味のうち |
初めて立ち寄ったけど、お気に入りになりました。別席の若者はソースカツ丼を頼んでいたし、ソースカツ丼の持ち帰りのお客が結構な人数来店していた。次はそれかなw
ちょうど100km&1,000m |
僕のバイクを買った時についてきたホイールは、ヤバイくらいに重かった。Ramble はグラベル走れるツーリングバイクというコンセプト。ガタイのでかい欧米系の人が、荷物積んでグラベル走っても壊れないように組んだホイールなんで、重くて当たり前。
で、最初はヒルクライムが辛すぎて、カーボンリムの軽量ホイール&チューブレスタイヤを買って、その快適さに溺れていた。その軽量ホイールのスポークが前回、一本飛んじゃって乗れなくなった。で、今日はもともとの鉄下駄ホイールで出動。死ぬかと思ったら…なんか普通に走れちゃって…強くなってるってことかな??あ、体型が欧米化してるだけか??wwwwww
注1 ちょっと古いスバル(5ナンバーサイズのレガシーや、羽のついてるインプレッサ?)と、ホンダの赤バッジシリーズのドライバーには、変人、オタク率が高いと、偏見を個人的に思っています。害は無いので、個人の自由なんですけどね。
注2 榛名地域の山木屋 さんと同じ匂いがする、地元に愛されるパワー系。あちらは炭火で網焼き。こちらは厚手鉄板でプロパンガスコンロ。いちばんの違いは、こっちには丼物や麺類メニューがあることかな。