僕はBurtonのCustom Split 166を一時期持っていた。
結局、BCでは2回だけしか使わなかった。というより、僕が遊ぶフィールドには向かないという結論になった。そして、スプリットとしてではなく、単にソリッドボードとして乗っていた。幅が太くてドラグしにくいので、シャバ雪の時だけ履く。そして、最近になって処分した。
スプリットのメリットはいくつかある。ハイクアップの時に、ボードを背中に背負う必要が無いので、風が強い時にあおられることがない。
with Yohichi, Mt. Tairappyo |
スキーもそうだけど、雪面をスライドさせて足を運べるので歩行が楽だ。スノーシューは足裏のスパイクを引きずらないように、軽く持ち上げなければならないから。
ゆるやかな斜面をストック滑走で下れることも、コースによっては大きなメリットになる。例えば、谷川岳芝倉沢からの下山で、湯檜曾川沿をダラダラと降るような時。はたまた、草津芳ヶ平からの下山とかね。雪が柔らかいと、スノーボード+ストック滑走だと推進力が足りずにスタックする。そうなると、結局ボードを脱いで、スノーシューでトボトボと歩くことになる。スプリットならスキーポジションで、歩行を組み合わせて降りることができる。
ファットスキーよりも面積があるので、浮力は圧倒的だ。雪が柔らかくて深い時のラッセル登坂は、無敵なんじゃなかろうか。荷物を大量に背負ってハイクするような時も、スキーモードで歩けるのは楽だろう。
スプリットモード |
幅が広いので沈まない |
メリットは以上です…
デメリットもある。というか、グンマー國エリアではデメリットしか無いって言ったらいいのかも。その辺のところは…
つづく