今夜から天気が崩れて、明日は雨予報。1日くらいは停滞して、体休めてもいいかなぁ。そんな感じでスタート。
素浜キャンプ場からちょっとした(短いけど急な)坂を登って高台に出て、いくつかのアップダウンをつなぐと真野湾に出た。佐渡平野がそのまま海に入り込んでいる真野湾沿いの道はスーパーフラット。穏やな内海を見ながらドンドン進む。
真野湾が終わって大佐渡に入り、南西端が近づくにつれてヒルクライムが始まる。台ヶ鼻灯台を過ぎて坂を降ると七浦海岸。
道中トライアスリートの3人組と知り合った。日曜日の佐渡トライアスロンの、ロングコースに出場していたらしい。あまりの暑さで3人とも途中でギブアップしたそうだ。競技が終わってからレンタカーを借りて、3人であらためて佐渡観光をしていると言っていた。イイですね
でもさぁ、スイムしてから佐渡一周200kmを自転車で走って、そこからマラソンなんでしょ?頭おか◯いですよね??
3人は車でビューンて走って、僕は自転車でシャーーーって走っていく。
ふと顔を上げると、岬があって、そこから山地につながる尾根が屏風のように立ち上がっている。坂を登って尾根を越え、坂を降ると平坦になる。そんな繰り返しを続けて北上をする。
岬を越える時に、尾根を乗り上げて越えることがあれば、トンネルを抜けることもある。トンネルの横をよく見ると、水平な道路跡と素掘りのトンネルがそこかしこに開いている。
車道にしては幅員が狭く、傾斜をゆるくとっているので、簡便鉄道かなにかの線路跡かな?そう思っていた。帰宅後確認してみたら、どうやらひと昔前はこれが幹線道路だったらしい、マジか…
ちょっと困ったことが起きた。
トライアスリート |
入っちゃダメよ? |
入崎キャンプ場に泊まろうと思ったら、管理人さんが居ないでやんの。どうやらシーズン終了でクローズになったみたい。自動販売機にビールも無いし、食べ物のストックも心細いし、これでは雨に振り込められたらやることない。
先に進むことにして、関岬オートキャンプ場を目指す。こちらはオートキャンプ場を謳っている高規格型キャンプ場(ようするに設備が充実している)で、お値段は高いけれど仕方ないよね。
シーズン終了してました…
うげっ! |
お酒も食べ物も限られているので、ちょっと慎重に考えよう。
来た道を引き返してAコープで買い物して、入崎キャンプ場で宿泊する。それか…
このまま北進して、二ツ亀キャンプ場まで行っちゃうか。
二ツ亀に電話したら、管理しているホテルに電話がつながった。氷とビールとちょっとしたつまみはある。お風呂にも入れるということなので、お世話になることにした。
向かい側は関岬 |
結構な崖 |
登ります |
険悪な地形を掘り抜いたトンネルを通ると、大野亀が見えてくる。
素掘りにコンクリート吹き付け |
ガメラの背中 |
この脇をまたしてもヒルクライム |
なるほどの二ツ亀 |
ビューホテルグループ?違うか… |
トイレと炊事棟 |
二ツ亀が目の前 |
しかし、あらためて周囲を見回すと…こちらのキャンプサイトは、スキー場の初心者コースみたいな斜面に開かれている。フラットな地面は、このベンチの脇くらいで、それ以外は「斜面」。快適な寝床をセットするのはかなり大変なんじゃ無いかなぁ…
ということに気がついたので、移動は取りやめ。
行ってみたい… |
傾斜 |
入浴済ませてビール飲んで、そろそろ雨か?と雨雲レーダーチェック。
台風の雨雲は、佐渡の南側で足止めされてる。