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2023年3月20日月曜日

DIY 教室 スノーボードバインディングをカスタマイズする

スノーボードバインディングのトウストラップって、ワンタッチで長さを変えられるようになってるモデルが多い。

それはいいんだけれど、一度長さを設定したら、そこで固定したいって思いませんか?
なのに、ちょっとした弾みで長さが変わっていることがあって、地味にイラッとする。

まぁ勝手に短くなることはないんだけど、長くなることは割とあるはず。
溝を塞ぐスポンジパッドを用意する

この原因なんだけれど、ベースプレートにトウストラップを嵌める、細長い溝が切ってある。そこに、トウストラップの根本が刺さっているのだけれど、溝の「前」と「後ろ」の2箇所に引っかかるポイントがある。んで、ひっかかるポイントは、バインを板についた状態でも、ずらすことができる。

ストラップをベースに向けて押し込んでやると、中でひっかかりが解ける。その状態でストラップを前なり後ろなりにずらして、引っ張ると中で固定される。
ベースプレートの裏側からパッドを入れる

ストラップをベースに押し込めないようにすれば、ひっかかりが解けないので移動ができなくなる、ということ。
大きさぴったり
はめ込むパッドを薄いのにすれば、簡単には、動かないけれど、力を込めてやれば位置が変えられるようにもなる。ボクの場合は、厚めのパッドを入れて、上からゴリラテープ貼っちゃうからズレは皆無になる。

勝手にズレたり外れたりしないように、ということ繋がりでもう一つ。
ハイバックの角度を調整するパーツを、固定するロッキングレバー。

深い雪、特に湿り気の多い重い雪を滑ったり、お尻を擦りそうなくらいに急な斜面のトラバースとか、そうしたところで引っ掛けるとこのレバーは簡単に緩む。
ドリルでビューンと
緩むだけならいいんだけど、パーツがなくなると困る。そして、このパーツが緩む状況って、大体が…落ち着いて対処することが難しいような時だったりする。

だから、事前に予防しておいたほうがいいよね。
インシュロック通して締める
なんでもいいんだけど、インシュロックとかファスナーとか言われるやつを通して、固定してやる。
余分な長さは綺麗にカットしておく
こうやって処置しておくことで、山での不安材料が一つづつ事前に潰されるということになり、結果として安全下山につながる。ボクはそう思っている。

えっ?
買ったばかりのバインにドリルで穴あけちゃうの??

ええ…必要とあれば、やります。ボクはねw