それはいいんだけれど、一度長さを設定したら、そこで固定したいって思いませんか?
なのに、ちょっとした弾みで長さが変わっていることがあって、地味にイラッとする。
まぁ勝手に短くなることはないんだけど、長くなることは割とあるはず。
溝を塞ぐスポンジパッドを用意する |
この原因なんだけれど、ベースプレートにトウストラップを嵌める、細長い溝が切ってある。そこに、トウストラップの根本が刺さっているのだけれど、溝の「前」と「後ろ」の2箇所に引っかかるポイントがある。んで、ひっかかるポイントは、バインを板についた状態でも、ずらすことができる。
ストラップをベースに向けて押し込んでやると、中でひっかかりが解ける。その状態でストラップを前なり後ろなりにずらして、引っ張ると中で固定される。
ベースプレートの裏側からパッドを入れる |
大きさぴったり |
勝手にズレたり外れたりしないように、ということ繋がりでもう一つ。
ハイバックの角度を調整するパーツを、固定するロッキングレバー。
深い雪、特に湿り気の多い重い雪を滑ったり、お尻を擦りそうなくらいに急な斜面のトラバースとか、そうしたところで引っ掛けるとこのレバーは簡単に緩む。
緩むだけならいいんだけど、パーツがなくなると困る。そして、このパーツが緩む状況って、大体が…落ち着いて対処することが難しいような時だったりする。
ドリルでビューンと |
だから、事前に予防しておいたほうがいいよね。
なんでもいいんだけど、インシュロックとかファスナーとか言われるやつを通して、固定してやる。
こうやって処置しておくことで、山での不安材料が一つづつ事前に潰されるということになり、結果として安全下山につながる。ボクはそう思っている。
インシュロック通して締める |
余分な長さは綺麗にカットしておく |
えっ?買ったばかりのバインにドリルで穴あけちゃうの??
ええ…必要とあれば、やります。ボクはねw