冬は寒くないんですか?
そう聞かれるときもあるけれど…そら寒いですが、何か??
インナーテント導入してだいぶ快適にはなった |
このテントは、ABS樹脂のトップカバーが上に被さっている。そのカバーが電動で張り出して庇になるので、雨や雪が降っているときにも換気ができたり、出入りの時に濡れずに済む。
前後左右にそれぞれ2本ずつストラップ |
そのカバーが走行中の風でめくれ上がらないように、左右太い布製のストラップががっちり固定している。それに加えて、前後左右それぞれ2本ずつ、8本の樹脂製ラチェットがある。
右が旧型、左が新型 |
「これが壊れそうだ」、そう連絡をすると、パーツリストと値段をすぐに知らせてくれる。値段は大変に良心的だし、よく見ると、地味に部品が改良されている。素材だったり構造だったり、ストラップであれば幅だったりを見直しして強化されている。
で、僕がイチユーザーとして、ストラップをこんな感じで交換しましたという投稿…スーパー長文の前置きでしたwww
さて、ストラップの交換だけれど、メス(ストラップを差し込む先ね)側は、フレームにブラインドリベットで止められている。リベットの軸径は4mm で、引き剥がす力にはさほど強くないけれど、横方向への引っ張りには強い。つまり、こうした用途にはぴったりだ。
不用意に緩んだりもしないし、交換の時にはリベットヘッド(頭の部分)をドリルで飛ばせば簡単に抜くことができる。ただし…ドリルはリベットに対して垂直に当てなければならない。
前側のストラップが最初に痛んできたので、先にこの2本を交換したことがある。この時はテントを前側にズラしてリベットを抜いて、ストラップ交換をしたのだけれど、ちょっとうんざりするくらいに面倒臭かった。
で、ふと思った、軸が直角に出ているアングルドリルなら、テント外さなくてもいいんじゃないか?
しかし、アングルドリル(ググってね)は高価だし、そのためだけに買うのもなぁ…
そしたら、こんなん見つけました。
アングルアダプター 1,000円以下 |
直角やフレキシブルアダプターがあるのは知ってたけど、3~8千円くらいはしていた。それが、中華製で800円くらいで手に入る。
実際は左手でアダプターを固定しながら使います |
トレイのが新型のラチェット、固定力アップ! |
注: 実際には上のトレイのブラインドリベットよりも短く、軸の太いのを使っています
そしてオス側の交換に移る。こちらは普通にフィリップス(プラスドライバー)のボルトと袋ナットで固定されている。
ちょっとどうなのかなと思ったのは、袋ナットとストラップの間にスプリングワッシャがかましてあったこと。
スプリングワッシャーがストラップに食い込むことを防ぐために、一回り大きい、薄いワッシャーを入れてやる。そして、ネジには中強度の緩みどめ剤を垂らして固定。
スプリングワッシャーが食い込んでる |
数年後にはまた外すので「中強度」を選ぶこと |
これでまた、当分の間は安心して使えそうだ。
あ、そうそう、言い忘れるところだった。
ドリルでビューんってリベットヘッド飛ばすと、アルミの切削粉が撒き散らされるわけです。車のボディにシートかけて養生しておかないと、傷だらけになるからそれだけは注意ね。