もうすぐ、 娘が区切りのいい誕生日を迎える。その記念に何かをあげたいねと、奥様と話をしていた。で、夫婦の休みが揃った日、軽井沢にその何かを探しに出かけた。
現地集合で
奥様は車で
僕は自転車で
向こうで少しのんびり過ごそうと思っていた。朝5時に出れば10時くらいには軽井沢に着けるはず。ところが寝坊して、出発は7時。
|
利根川を渡る |
遅くなったので、できるだけ効率の良い道を選ぶ。一番速いのは主要幹線道路なのだけれど、交通量が多くて路面も荒れている。そこで、一つ脇に入った道や、古の路、サイクリングロードを使って進む。
|
市街地から榛名に向かって進む |
高崎市の豊岡という町で、碓氷川に移動てそこの土手の上を走る。最近は洪水が多いので、治水工事がそこかしこで行われている。
|
イノシシは出るけど市内です |
安中からは、中山道の旧道を通って緩やかに標高を稼いでいく。
|
安中杉並木 |
この辺りは古くから栄えているだけあって、趣のある建物や、一癖も二癖もありそうな店がある。このお肉屋さんは朝8時から営業しているようだ。惣菜とか、肉の部位を説明するPOPが貼ってあって、かなり気合が入っている。
|
こーゆー店がいいんだよね |
ん?と違和感を感じて近寄ってみたら。
|
惜しい… |
まぁ、その、タイポに誰も気がつかなかったくらいに前からあるお店ということで。
|
妙義山が近づく |
道は碓氷峠に近くなり、(旧)信越線の脇を通る。以前はこのまま在来線で長野を超えて上越方面まで行けたのだけれど、今は横川で線路は途切れている。在来線で行きたければ、横川でJRバスに乗り換えて軽井沢に抜ける。そこから今度はしなの鉄道?だったかな?に乗り換える。
|
たまにしか電車が来ない |
碓氷の関所跡を越えると、いよいよ山道が始まる。
|
碓氷関所跡 |
とは言え、碓井峠旧道は自動車の能力が貧弱だった時に拓かれた道。エンジンのパワーも、ブレーキの容量も小さかったので、斜度はあまりない。道をクネクネと蛇行させることで、走行距離を延ばし、ダラダラと標高を稼ぐように設計されている。
|
中山道旧道(自然歩道)入口の東屋 |
なので、実は自転車でも走りやすいのだ。自動車だと幅が狭く感じる道路も、自転車ならばどうってことはない。
ブラインドコーナーが多いけれど、ポイントポイントにはカーブミラーがきちんとあるので、デイタイムランニングライトをフラッシュモードで点灯させるのが良い。もちろんテールランプも点滅で。そうすると、車がカーブミラーで僕のことを確認して、事前に注意して通過してくれる。
|
何度か寄っているCAFEは定休日 |
|
碓井峠の鉄道遺構 |
街道沿いには、鉄道オタクの皆様には馴染みのふかいところが続く。旧道は坂本宿のあたりから峠のトップまで、じっくりゆっくりペダルを漕いでだいたい1.5時間くらい。
|
さらばグンマー、こんちゃナガノー |
|
碓井峠のカーブは184(イヤヨと覚えてね) |
浅間山が近くに見える。
|
電線が邪魔… |
奥様と待ち合わせして、誕プレをゲット。
|
久しぶりにこーゆーところに来たw |
そして夫婦で仲良しランチ。
|
ノンアルです… |
一応輪行袋も持って来たし、なんなら奥様の車のリアシートを畳めば、自転車は積んで帰れる。てなことを考えながらご飯を食べる。
|
ボリューミーw |
で、結局、やっぱり、食べた分を消費したいので自転車で帰ることにした。明るいうちに帰りたいので、軽井沢滞在1.5時間www 奥様ゴメン
|
高崎公園から榛名山を眺める |
下り坂なのであっという間に降りて来て、なんだか予想よりも早く帰って来てしまった。
|
白衣観音、「びゃくえ?」え? 「びゃくい」だと思ってた! |
新しい発見を得た55歳の秋。ログはこんな感じでした。往復で120キロちょい、獲得標高1,000mくらい。荷物が軽いせいもあって、馬蹄形縦走の疲労が上手に抜けた…感じが…します。