7月12日の記録です
梅雨の晴れ間を狙ってポタリング。しかし、寝坊して出発が遅くなり、毛無峠ヒルクライムから中一日。近場でのんびり身体を動かそうと、練習用の鉄下駄ホイールを付けて出発。
川沿いのサイクリングロードを遡る。行き先はまだ決めていない。
取水のためにそこここで堰が上がっている |
水の流れをみていると飽きない |
グンマー國は関東平野のどん詰まりで、様々な灌漑施設がそこら中にある。
山地から流れ出した川は、関東平野の高崎・前橋辺りまで下ると平地を削って低いところを流れている。せっかく平坦で良い土地があっても、川の水面から高差が5mもあれば、そこは畑地にするしかない。たとえ目の前を流れる川に、豊富な水があったとしても、動力無しに水を汲み上げることは不可能だからだ。そうなると田圃は川沿いの低地に作るしかない。しかし、低地は冠水や洪水の危険が高い場所でもある。
そんなわけで、かって安心して田圃を作れるのは、川面の流れが穏やかで、高差が無く、すぐそこにある下流域が中心であったそうだ。
で、先人は考えついた。平野と川面の標高差が10mあるなら、上流に遡って10m上がったところに行こう。そこから水路で引いてくれば、平野部にも水が行き渡る。
そうやって、榛名湖、赤城山、利根川、烏川、主要な水源から水路が引かれている。水路は道を超え、線路を超え、河川を超え、他の水路を超えたり、下を通ったりしながら流れて、分岐しながら流れて田圃を満たしていく。
背景は榛名山 |
左岸のこちらはガラガラ |
走りやすいのは右岸なのだけれど、一般道を交えながらのんびり走るには左岸もいい。
平日なのもあって、誰もいない |
複雑な堰の構造 |
梅雨時で水量の増した川 |
しばらく来ていない…コロナのバカ |
できるだけ林間の、車が通らないところを進む |
し・か・し、スタートが遅かったためすでに猛暑。このまま進むと危険と判断して、利根川まで戻る。
奥の堰堤の上に釣り人が?? |
できるだけ寄り道しながら戻る |
利根川の右岸にあるサイクリングロードを下りながら、ダートを見かけるたびに寄り道する。この道は、そこかしこに水道と公衆トイレが整備されているのでありがたい。熱中症にならないように、水道をみかけるたびに止まる。感謝をこめて水をいただいて、頭から胸から背中から、ぶっかけて冷やしながら走る。
今日は早く帰ったのでおウチBBQ
ものすごい久しぶりにマルシンハンバーグ |
アトランティックサーモンとマルシン 貧乏人グルメ |
イモちょうだい |
ログはこんな感じ
これからの猛暑、平地ライドはかなり厳しいシーズンになるね。
皆様も、どうぞご安全に。